ホログラム資料室

ホロラーへの道

ホログラムの正しい見方

 ホログラムは最適な照明と正しい位置で見ないとボケボケになったりします.ホロラーなら正しい見方を知っておきましょう.

基本中の基本

 ほとんどのホログラムは,
  1. ホログラムの斜め上(45度くらい)から光を当てる,
  2. ホログラムの正面,50センチくらいの位置から見る,
というのが基本です.もちろん,ホログラムには色々な種類があり,正しい見方はそれぞれ異なるので,説明書がついているときなどはそれに従います.また,同じ種類のホログラムでも,撮影条件によって最適な見方は変わります.

ホログラムのための照明について

 ホログラムに当てる光(照明)は何でもいいというわけではありません.発光している部分が小さいほど理想的です.小さいといっても見かけの大きさなので,遠くにあればそれも良しです.一番良いのは快晴の日中の太陽です.曇りの日や霧やかすみがあってはだめです.簡単に言うと「影がはっきりくっきりできる日の太陽」です.電球ではハロゲンランプのスポットライトや懐中電灯がお勧めです.大きな白熱電球は距離を離せばなんとかつかえます.発光面の長い蛍光灯は最悪です.もしも手元にホログラムがあったら,照明の違いで像がくっきり出るかボケボケになるかを試して見てください.


ハロゲンランプで照明


蛍光灯で照明