ホログラム資料室

ホロラーへの道

グレーティングのたしなみ

 ホログラムのおともだちのグレーティング,きらきらするだけじゃなくて光の当たり方で色が変化してきれいですよね.えっ!「コンピュータがあればRGBの組合わせでどんな色だって出せるんだからグレーティングなんてどうって事ないよ」だって.それは甘い!甘すぎる.ルノ○ールのココアより甘い!光だって印刷だって3原色で表現できる色には限界があるんですよ.ほんとに.それに対してグレーティングならこの世に存在するすべての色が出せるんです Super 800.赤は本当に赤く,青はどこまでも青く,そして緑は横浜市緑区・・・千葉市にもあったかな.
 このコーナーでは,このどえりゃぁグレーティングの秘密をちょっとだけ大公開します.



彩度の高い色の出し方

グレーティングで彩度の高い(純色に近い)色を出すには光源がポイントです.光源は基本的に
ホログラムを正しく見るための光源と同じです.すなわち,ハロゲンランプのスポットライトや快晴の日の太陽光などが最適です.電球などの場合は複数の照明や間接光が当たると色が混ざってしまうので注意しましょう.

パステルカラーの出し方

グレーティングでパステルカラー(彩度の低い色)を出すには,彩度の高い色の出し方の注意を守らなければ良いのです.つまり,蛍光灯など発光面の大きな光源や複数の光源,よく曇った(影がはっきりできない)日の太陽光などが最適です.