上空にまではみ出す,ど派手なホログラムネオンのまたたく近未来の大阪,霊能探偵をしている時家鴒(ときやれい)のもとに「神様を捜してほしい」という依頼が舞い込んだ.第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>を受賞したサイバーホラー探偵小説の本作品は,電脳と霊能が入り乱れ,スピーディな展開で一気に読み切れます.ホログラムは,「ホログラムネオン」,「ホログラム表札」,「ドアにはめ込まれたホログラム動画」,「クリスマスツリーのホログラム」,「ゲームセンターのホログラム3Dディスプレイ」,「ヴァーチャルゲームシアターのホログラム投影装置」など脇役として多数登場します.(電撃文庫, く-1-1, 1997年, ISBN 4-07-305917-3 C0193)
また,続編にあたる「NANIWA 霊異記」(電撃文庫, く-1-2, 1998年, ISBN 4-07-309230-8 C0193)にも,一箇所だけ「ホログラムシール」(いわゆるピンクチラシ)が登場します.
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